日 時:令和6年12月9日(月) 13:30~15:30
場 所:三浦工業ショールーム ミウラ愛ランド
講 師:三浦工業㈱松山支店 支店長 馬越 誠 氏 氏
〃 松山営業課 課長 仙波 秀行 氏 氏
参加者:12社29名
本年度2回目となるCPD講習会は、三浦工業㈱松山支店のご協力により、同社のカーボンニュートラル実現に向た取り組みを学びました。
冒頭、土居会長からは「二酸化炭素といった温室効果ガス排出量と森林の吸収量でプラスマイナスをゼロにするカーボンニュートラルを2050年に実現すると国は宣言しているが、困難を伴うのではないかと考えている。本日、三浦工業㈱の状況を学ぶことにより、カーボンニュートラルに向けての自覚と自信を持っていただき、業界を引っ張ってもらいたい。」との挨拶があり、続いて三浦工業㈱松山支店の馬越支店長による挨拶と講義に移りました。
講義では、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて空調衛生設備の分野などでは、熱のムダを省くことがポイントとなること、これを目指しコツコツと環境負荷低減ができるところから未来の新エネルギー対応まで、省エネ機器における取り入れ状況などを通じて体系的に教えてもらいました。
次に、二班に分かれてショールームへ移動し、各種実機を見学して具体的に実現された機能などを学び、講習は一旦終了しました。
この後、事前に希望していた参加者12名は、同社のご厚意で用意された北条製造工場見学へと移動し、ボイラや制御基板の製造過程見学を通じ、完成品では見えにくい内部の技術的な工夫や部品保管ポリシーなどに触れることができました。
長時間にわたり同社の取り組みを説明いただいた馬越講師をはじめ、見学での解説や講習会オプションとしての工場見学設定、さらには移動のためのジャンボタクシー手配など、企画・準備段階からお世話になった仙波講師などの松山営業所の皆様、大変ありがとうございました。お陰様で、カーボンニュートラル実現に向けて取り組むメーカーの真剣な姿勢を見て、自分達にも必要な心構えを再確認する良い機会となりました。