日 時:令和6年11月15日(金) 13:30~16:00
場 所:LIXILショールーム松山 2階会議室及びショールーム
講 師:㈱LIXIL LWTJ営業本部 スペースプランニングG 石原 雄太 氏
四国支社愛媛営業所 佐野 裕樹 氏
参加者:10社19名
㈱LIXIL四国支社愛媛営業所のご協力を得て、パブリックトイレに関するCPD講習会を開催しました。
冒頭、二神技術委員長からの「ウェルビーイングという言葉を初めて聞いたが、ご存じの人は居ないのではないかと思う。本日、しっかり勉強して理解したい。」との挨拶に続き、㈱LIXIL愛媛営業所の時計所長より「自分もウェルビーイングを初めて聞いたが、良い状態を意味するとのこと。今や公共トイレは、良い状態にあって、良い気持ちで利用できる、良い場所であることが求められている。」との解説を含む挨拶を頂戴し、本格的な講義に移りました。
講義では、多目的トイレの機能が多様化しすぎて車椅子の障がい者が利用しづらい問題が生じ分離の動きがあることや男女共用トイレが増えていること、心身を整える空間としてのパブリックトイレは、プライバシー確保の上でも臭いや音の対策が必要とされていること、ビューティー空間としてのパブリックトイレは、スタイリングのためのカウンターや鏡の在り方が変わってきていること、さらには社会ニーズの変化に応じたトイレ技術の変遷などを学びました。
続いて二班に分かれてショールーム内の見学に移り、実機ごとの担当者から具体的な技術の適用状況や利用ノウハウの説明がありました。
長時間にわたり最新動向を解説いただいた石原、佐野両講師をはじめ、LIXILの愛媛営業所の皆様、また企画・準備で仲介の労を取っていただいた協会賛助会員の正和商事㈱の皆様、大変ありがとうございました。お陰様で、公共の設備においてウェルビーイングの視点がいかに大切であるかを知る良い機会となりました。