〇日 時:令和5年2月24日(金) 14:30~16:05
〇場 所:松山市管工事業協同組合 3階会議室
〇講 師:(一社)愛媛県建築士事務所協会 副会長((株)連合企画設計 代表取締役)
烏谷 陽一郎 氏
〇参加者:14社20名
愛媛県建築士事務所協会の烏谷副会長を講師に招聘し、設備工事を数多く監理してきた氏の経験上からの留意点や感じた点を教えていただく講習会を開催しました。
はじめに、土居会長から「建築工事、電気工事、管工事が一体となって良い建物を造りあげるには、設計図面から始まって、これを十分理解しながら進めることが重要であり、本日は設計監理でのいろいろな現場対応事例や業者の失敗内容を聞ける貴重な機会。」との挨拶がありました。
講習では、しだいに第三者監理の対象工事が拡大しており設計者と監理者と施工者が共同で良いものを納めるとの認識が大事なこと、ヒューマンエラーは必ずあるとの前提に立つ監理で見つけた施工状況等の問題点と、図面を精査する力がその予防には必要なこと、さらに建築設備にも地震対策が重要であること、建物は竣工時がベストな状態という特性を踏まえ後世に残すには危険察知やメンテナンスが不可欠なことなどを学びました。
お忙しい年度末での開催にもかかわらず、烏谷講師をはじめ、愛媛県建築士事務所協会の林会長や事務局の皆様には、講習会の実現にご理解とご協力を賜りまして大変ありがとうございました。