日 時:令和4年8月17日(水)午後、18日(木)午後の2日間
場 所:松山市総合コミュニティセンター
講 師:㈱松原水道工業所代表取締役 亀岡慎氏
参加者:高校生37名(松山工業高校、八幡浜工業高校)
コロナ禍で休止を余儀なくされていた高校生を対象とする管工事施工管理技術検定の2級学科試験受験準備講習会を3年ぶりに松山市で開催しました。
講師は、これまでと同様に当協会理事で技術委員会所属の亀岡委員が担当したほか、参加人数が、過去開催した2回が松山工業高校と八幡浜工業高校合わせて6~7名だったのが、今回は両校生徒37名と急増したこともあり、初日序盤には当協会の佐藤副会長(技術委員会担当)と二神技術委員会委員長が運営支援に入ってくれました。
はじめに土居会長から、「管工事なくして建築物は機能しないと言っても過言ではなく、勉強を通じて得られる知識は、建築の現場でも必ず役に立つ。受験のコツなどもお話しするが、基本となる数字や考え方をしっかり身につけて応用が利くよう個々の学習を高めてほしい。」とのあいさつがありました。
講習では、亀岡講師から、「皆さんには初めての内容と専門用語ばかりで、とっつきにくいかも知れないが、少しでもコツをつかんで帰ってほしい。そして、管工事に興味を持ってほしい。」と呼びかけた後、管工事の果たす役割や資格の概要、受験制度の変遷の説明とともに、自身の経験を交えた検定試験を受けるに当たっての心構えやポイントなどを説明しながら、選択問題を中心に模擬試験とその解答に関する解説などが行われました。
講習会終了後の受講者アンケートでは、
〇 講習内容がわかりやすく理解ができ、受験にチャレンジする気持ちが湧いた
〇 具体的なアドバイスがあって、参加して良かった
〇 管工事や空調衛生設備業に対して興味が出て、より学びたいと思った
〇 将来の仕事に関わることは幅広く知っておくべきだと思うきっかけになった
といった高い評価をもらえました。
また、過去のアンケート結果を踏まえて開催時期を今回はお盆明け直後に変更したことや3時間程度の講義時間で2日間といった開催形式、開催場所に関しても好評でしたが、参加者が今後も増加するならば、このままの形式で開催するのが良いのか、一部にあった午前からの講義を望む声なども念頭に、検討したいと思います。