日 時:令和3年12月16日(木)、14:00~15:30
場 所:松山市管工事業協同組合 3階会議室
講 師:愛媛県土木部道路都市局建築住宅課営繕室
主幹 山名 茂彦 氏、専門員 矢野 昭宏 氏
参加者:16社23名
12月16日(木)、愛媛県土木部からお二人の講師をお招きして今年度2回目のCPD講習会を開催し、県の入札・契約制度についてご説明いただきました。
はじめに、土居会長から「建築物は完成したら終わりではなく、その後のメンテナンスが大切です。しっかりメンテナンスができる技術者を養成するとともに、それぞれ技術力の向上に努めてください」と挨拶がありました。
講演では、まず山名講師から、県の入札・契約制度改革の概要として、業者選定等の枠組みや総合評価落札方式の見直し内容をご説明いただきました。特に、総合評価落札方式の評価項目となった施工実績については、県の担当者は必ずコリンズで確認するため、記載漏れがないよう、またできるだけ詳しく記載するようアドバイスがありました。
次に、矢野講師から、簡易型総合評価落札方式における施工計画の評価に関する留意事項として、曖昧な表現、履行の確実性・実効性に疑義がある内容、品質低下が懸念される内容、過大な提案等は評価しないこと、設計図書や法律等を逸脱した記載が確認された場合は入札を無効とすることなどをお教えいただきました。
講演後は、県の入札参加資格審査における技能士の評価や建設キャリアアップシステム登録の加点などについて質疑が交わされるなど、大変意義深い講習会となりました。
山名講師並びに矢野講師におかれましては、お忙しい中で貴重なお話をいただき、誠に有難うございました。