当協会では、今年度も県内の高校生を対象に、2級・3級配管技能検定の受検に向けた実技指導を行うこととしており、松山工業高校では12月6日(月)に練習がスタートしました。
同校からは、2年生2名と1年生2名の合計4名が3級配管を受検する予定で、一人ひとりが合格に向けた決意を胸に実習室に集合しました。
はじめに、土居会長が「優秀な成績で検定に合格すれば賞をいただけます。しかし賞をとることが目的ではありません。これから練習でも本番でも失敗することがあると思いますが、その時にどう対応すれば良いのかを自分で考えながら練習することが大切です。また、将来の仕事でも様々なトラブルが起きます。今回の練習を通じ、そのトラブルに対応できる応用力を身に着けることが必ず役に立ちますので、失敗を恐れずチャレンジしてください」と激励の言葉を贈りました。
続いて、今年度も実技指導をご担当いただく㈱三枝工業の山内さんが、原寸図の作成や電動ねじ切り機を使った鋼管のねじ切りの手順・要領をお教えするなどして、約2ヶ月間の練習が始まりました。
皆さん初めての経験で、特に1年生にとっては、耳にしたことのない専門用語や見たこともない工具・材料が多く、それぞれ緊張した面持ちで恐る恐るのスタートでしたが、4人のこれからの頑張りに期待し、全員の合格をお祈りしています。
また今年度は、八幡浜工業高校から9名、吉田高校から8名の生徒さんが配管技能検定を受検する予定となっており、いずれも当協会が実技指導等の支援をさせていただくこととしております。
【松山工業高校】令和3年12月6日
【吉田高校】令和3年12月9日