当協会では、配管技能検定を受検する高校生に対し、実技指導などによる支援をさせていただいておりますが、令和元年度に受検した八幡浜工業高等学校の村上雅治君と寄本雄大君が見事２級建築配管に合格しました。

　愛媛県職業能力開発協会によると、県内の高校生が２級建築配管に合格したのは初めてとのことで、お手伝いをさせていただいた当協会としても大変喜ばしく、今後のお二人のさらなる成長と活躍を大いに期待したいと思います。

　本当におめでとうございました。

　またこのたび、村上君、寄本君と指導された石田先生からそれぞれメッセージを寄せていただきました。

　合格されたお二人の喜びと決意、そして指導者の熱い思いが伝わってきます。

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 　僕が今回２級建築配管の試験を受けてみて思ったことは、3級の時に比べてとても難しいと思いました。

　しかし、石田先生のご指導や土居会長をはじめ協会の皆様のご支援もあり、満足のいくまで練習することが出来ました。

　その成果もあり、本番では時間がかかってしまったけど、焦らず、落ち着いて作業することが出来ました。今回学んだことなどを忘れず、自分の将来に活かせるよう努力して行きたいと思います。

 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　      　　　　【八幡浜工業 機械土木工学科 3年 村上 雅治】

　昨年の三級建築配管に続き、今年は二級建築配管を受けることができました。

　三級とは比べることのできない程難しく、正直自分自身合格するかどうかは心配でした。本番、周りは社会人の人たちがいる中で緊張してしまい制限時間ギリギリで終了しましたが、無事に合格することができとても嬉しく思っています。

　例年に比べ、練習する材料の数を増やしていただき、練習の回数も多かったことから、合格することができたと思います。この経験を生かして、より一層自分を磨いていきたいと思います。

　貴重な体験をさせていただき本当にありがとうございました。

 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【八幡浜工業 機械土木工学科 3年  寄本 雄大】

　三級建築配管は今では100%の合格率の自信はあるが、二級だけは今だに合格者がでない。その二級も今年で三年目、三度目の正直になるよう指導にも力が入った。

　一年目は二人（一人は女子）を手探りの中、惜しいところまでいった感触があった。

　二年目は一人で完璧に仕上げたつもりだった。試験当日も社会人と一緒の中で一番に製作し、寸法も自信があったようだったが結果は不合格。私自身の指導に問題があるかもしれないので、士居鉄工所の吉國さんに確認をしていただいたりした。

　今年の三年目は二人が希望し、絶対に合格者を出す、もしダメなら撤退する覚悟で臨み、土居会長にも材料の追加などお願いし、質より量の考えで指導した。

　その結果、二人ともが合格し私自身の肩の荷がおり自信もついた。協会の御支援・御協力により、高校生から初の二級建築配管の合格者を二人も出すことができ本当に良かったと思います。

　ありがとうございました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　   【八幡浜工業  実技指導者 石田 洋市】