日 時:令和6年10月5日(土) 10:00~14:00
場 所:〔ボランティア〕久万高原町下畑野川の町有地「嵯峨山 森林公園」
〔昼食・交流活動〕「ふるさと旅行村」・ぶどう狩り「竹森ガーデン」
参加者:会員家族、愛媛県・久万高原町職員など 合計55名
暑くて長い夏もようやく終わったかと思ったら、活動日の1週前頃からは日ごとにコロコロと変わる天気予報に気を揉む状況に陥りましたが、なんとか行事中は雨も降ることなく、森林ボランティア活動を行いました。
最初に、土居会長から「県と協定を結んで同種の活動に取り組む企業・団体は、当協会含め8あるそうですが、当協会のは県と町と三者で協定を結び実施し、十数年続いています。地球温暖化が、猛暑の続く状況をつくり、農作物の出来、漁獲物のサイズや捕れる時期などに影響が出ていると聞くと、子どもらの将来のために温暖化対策は待ったなしを実感しています。本日の活動は小さなものですが、今後も続けていきたいと思います。子どもから楽しかったと言われる活動にもしましょう。」との挨拶がありました。
続いて愛媛県中予地方局の久万高原森林林業課職員、久万高原町林業戦略課職員の皆さんを紹介した後、参加者全員の記念撮影を行い作業に入りました。
作業は、範囲が変わるものの内容は昨年とほぼ同じで、整備済み園路(遊歩道)の路面に杉チップを撒き直すほか、散策の邪魔になる立木の枝打ちを行い、防腐塗装済み丸太椅子には子どもたちがペイントマーカーで絵を描き、園路沿いの好きな場所に設置してもらいました。
園内の木々や足もと、事前にトラックで搬入して山状に仮置きの杉チップは、前日までの雨の影響で濡れており、活動への影響が懸念されましたが、参加の皆さんは手際良く作業を進め、また描き難いはずの丸太椅子には、親子の参加者がチームワーク良く個性豊かで色鮮やかな絵をサクッと描いてくれ、1時間弱で無事に全作業が終了しました。
この後は、「ふるさと旅行村」でバーベキューの昼食、「竹森ガーデン」でぶどう狩りを楽しみ、おなかいっぱいの中、雨粒を感じ始めたタイミングで解散しました。
事前打ち合わせから各種用具の準備、丸太椅子の搬入まで行ってくれた久万高原町職員の皆さん、そして作業に参加いただいた愛媛県職員や会員家族などの皆さん、本当にお疲れ様でした。
また、円滑に活動が進むよう、打合せやチップ搬送、丸太椅子の防腐塗装などの準備を入念に行った広報委員の皆さん、ドローンを持ち込み撮影してくれた三枝工業の山内さん、大変お世話になりました。今年も良い活動となりました。