日 時:令和5年8月5日(土) 10:00~11:00
場 所:ポリテクセンター愛媛
((独)高齢・障害・求職者雇用支援機構 愛媛支部 愛媛職業能力開発促進センター)
参加者:小学校4~6年生と保護者二人一組、16組
ポリテクセンター愛媛が、毎年8月の第一土曜に愛媛県職業能力開発協会とともに開催している恒例行事「親子ものづくり体験教室」に当協会が参画し、用意された体験教室全8コースの中から、協会担当の「パイプ加工コース『水でっぽうDX(デラックス)』」へ申し込んでくれた親子ら16組が水でっぽうづくりを体験しました。
平成27年にこの行事へ初参加して以来、こうした体験教室への協力を毎年継続していたのですが、コロナ禍の影響から主催者側が開催規模を大幅に縮小したため、当協会も参加を3年ほど休止していました。今年、主催者が体験教室を例年規模に戻すとの情報を得て、ものづくりの楽しみを子ども達に伝える好機と捉えた協会の広報委員会が中心となって参画したのですが、委員にとっても久々の水でっぽうづくりとその指導ということで、材料調達や部品の事前加工、7月末にも広報委員会開催など、念入りに準備を行いました。
当日は、土居会長から協会の紹介と楽しい1日にして欲しいとのあいさつを行った後、講師役のほか、3組に一人が組立支援役に就くなど、参加の委員が役割分担して体験作業が進められ、親子らは水でっぽうの完成を目指し、塩化ビニル管でできたパーツを組み立てていきました。途中、部品どうしのはめ合いがきつく組立支援役が奮闘する場面もありましたが、一つずつ着実に組み上げて40分もしないうちに全員が完成させた後は、屋外で実際に水を入れて試射を行い、思わぬ飛距離に周辺が歓声で沸きました
終了時に主催者へ提出された児童の絵日記や保護者アンケートをざっと拝見したところ、「暑かったが、楽しい体験ができた」、「意外と組み立てに力が要ったが、おもしろかった」、「丁寧に教えてくれたのでうまくできた」、「接着材がはみ出た部分の仕上がりが残念」といった様々な感想が寄せられ、児童だけでなく、保護者にもものづくりの楽しさを実感していただけたようです。
広報委員と助っ人の大西総務委員、山内技術委員、熱心な事前の準備や暑い中での当日の指導など、大変ありがとうございました。