日 時:令和5年8月1日(火) 10:00~
場 所:愛媛県総合科学博物館
参加者:会員関係家族 合計40名
夏本番を迎えた8月の初日、当協会の恒例行事である「夏休み親子施設見学会」を新居浜市の愛媛県総合科学博物館(以下、「科博」と表記します。)において開催しました。
今年は、県民の財産である標本・資料などを収蔵する科学系の博物館、科博にとって重要な空調設備の役割を学ぶとともに、展示物の見学を通して科学技術や産業に興味を持ってもらうという目的で会員関係親子を募集したところ、40名の参加を得ました。
科博では、夏休み中ということで家族連れをはじめ一般の見学者が数多く入館すると予想されたことから、協会事務局が到着するまでに、科博の職員がエントランスホールの一画を見学会参加者の受付専用エリアとして確保してくれていました。
参加の全員が無事に到着して始まった開会行事では、当該エリアにおいて土居会長から「猛暑の中での参加、ありがとうございます。2015年に西予市のオフサイトセンターで初開催して以来、今回で7回目(注;コロナ禍で未開催の年あり)となります。私たちは県施設の建築工事も多いので、この行事は親が携わった県の施設を見て、親の仕事を理解してもらう機会としていますが、今回は科博の方から空調の特徴を聞かせてもらう予定です。熱中症に注意して楽しんでください。」とのあいさつがありました。
次に、科博の完成直後は世界最大とギネスブックに認定されたプラネタリウムへ移動し、学芸員による星空の話を聞き、「恐竜超世界 受け継がれるいのち」の番組投影を観覧しました。皆が夏の星座に加えて、天頂から描画される恐竜世界にどっぷりと浸かった一時でした。
続いて多目的ホールにおいて、科博の専門学芸員の大西自然研究グループ係長より、館所有の標本などを後生に残していくために求められる空調性能や必要とされる収蔵庫の機能などを教えていただきました。
その後、科博の建物外壁に一部ある見学用切り欠き窓から館内部に設置されている稼働中の空調機械設備を見て、団体行動は午前で終了となりました。
午後は、科博3階「科学技術館・産業館」と4階「自然館」の常設展示や、1階の特別展「みんなあつまれ!昆虫王国」をじっくり見学してもらうために家族単位での自由行動へと移り、参加者は、好みの時間に館内レストランで昼食をとりながら、興味を持つ展示コーナー巡りを楽しんで、思い思いの時間に帰路に就きました。
参加の皆さん、心ゆくまで楽しみ、科博ならではの「お土産」もゲットしましたか?