日 時:令和3年2月2日(火)、10:00~12:50
場 所:八幡浜工業高校 第2教棟1階 応用力学実習室
対 象:土木コース2年生 13名
内 容:〔講 義〕「空調衛生設備業について」
講師;㈱松原水道工業所 代表取締役 亀岡 慎
〔体験実習〕塩化ビニルパイプを用いた配管作業
指導;㈱明成、㈱平和設備、㈱松原水道工業所
八幡浜工業高校で出前授業を実施しました。
はじめに、土居会長が「八幡浜工業高校での出前授業は7回目になりますが、今回は、初めて体験実習を取り入れて行います。皆さんにとって楽しい授業にしたいと思っておりますので、是非私たちの仕事に興味を持っていただければ幸いです。」と挨拶しました。
1限目は、当協会技術委員の亀岡氏が講義を行い、「空調衛生設備業とは、エアコンなどの空調設備、水道・トイレなどの給排水・衛生設備の配管工事を行う仕事です。配管は外からは見えにくいですが、人体で言えば臓器や血管のようなもので、これがあってはじめて建物を快適に利用することができます。私たちの仕事は建物に命を吹き込む大切な仕事です。」と説明したほか、日空衛のリクルートビデオも上映し、業界の仕事と魅力を紹介しました。
続いて2・3限目では、技術委員の指導のもと、塩化ビニルを用いた配管作業の体験実習を行いました。
二人一組になり、まず設計図からパイプの長さを計算した後、切断・接着・組立の工程に沿って課題の配管に取り組んでいきました。そして、石田先生や技能検定を受検した生徒さんにもお手伝いをしていただきながら、楽しくにぎやかに作業を進め、すべてのグループが見事完成することができました。
最後に、代表の生徒さんから「空調衛生設備のお陰で当たり前の生活ができるということに感謝し、日常生活や勉強をしていきたいと思います。どうもありがとうございました。」とお礼の挨拶があり、今回の出前授業を終えました。
参加した生徒さん達は、友達と一緒に力を合わせて完成品をつくりあげ、一人ひとりが楽しさと達成感を味わっていただくとともに、ものづくりの魅力を実感していただけたのではないかと思います。
事前準備から当日の指導まで行っていただいた技術委員の皆さん、大変お疲れ様でした。