日 時:令和元年11月7日(木)、13:30~15:00
場 所:松山市管工事業協同組合 3階会議室
講 師:(公社)愛媛県建築士会 会長 赤根良忠氏
参加者:11社19名
11月7日(金)、(公社)愛媛県建築士会の赤根会長を講師としてお招きして、CPD制度や建築設備に関する講習会を開催しました。
冒頭、土居会長から「企業は人なりと言いますが、企業には時代の変化に対応できる技術者が必要です。」とあいさつがありました。
講習では、赤根講師から、技術者は資格をとって終わりではなく継続的な学習が大切であり、そのためにCPD制度があるとの話があり、CPD制度の特徴やメリット、記録蓄積の流れ、プログラムの形態・分野及び認定方針等について説明がありました。
続いて、改正建築物省エネ法の各措置の内容とポイント、省エネ基準と計算方法、新築・改修に対する支援制度などについて、丁寧に説明をしていただきました。
また、建築設備設計に係る不具合と対策として、技術の進展に伴い、新しい方式・技術の採用に際して不具合が生じるケースがあるとのお話があり、空調・換気設備、排煙設備、給排水・衛生設備などにおける具体的な不具合事例とその対応について紹介していただきました。
そして最後に、「近年、建築物における設備のウエイトが高まってきており、建築と設備が一体となって、切磋琢磨しながら質を高めていきたい。」と述べられました。
赤根講師には、当協会の今年度最後のCPD講習会で、当業界と関わりの深い建築士のお立場から、大変参考になる貴重なお話をしていただき、誠にありがとうございました。