日 時:令和元年8月2日(金)
場 所:愛媛県果樹研究センター(松山市)
参加者:55名
8月2日(金)、毎年恒例の「夏休み親子施設見学会」を開催しました。
この行事は、愛空衛の会員企業が工事に携わった施設が多くの人に利用され、実際に役に立っている様子を親子で見学するもので、5回目となった今年は、松山市下伊台町の愛媛県果樹研究センターで、大人と子供あわせて55名が参加しました。
同センターでは、愛媛県特産のかんきつ類、キウイフルーツ、かき、ぶどうなどに関する栽培研究が行われていますが、当協会会員の㈱大西工業さんが、果樹栽培にとって大変重要なかんがい施設の整備工事を行っております。
当日は、センターの清水栽培開発室長さんから、愛媛県で採れる主な果物の種類や特徴に加え、"紅まどんな"と"甘平"をかけあわせた新品種 "紅プリンセス(愛媛果試48号)" やドローンを使った最新の防除作業の研究などを丁寧にわかりやすく教えていただきました。
また、センターの果樹園で朝5時に収穫したばかりの「若光(わかひかり)」という珍しい梨(千葉県育成品種)を試食させていただき、初めて味わうジューシーな梨に力をもらって、真夏の日差しが照りつける中、いざ果樹園の道へと元気に繰り出しました。
果樹園では、実際にスプリンクラー(散水機)を運転していただき、広いキウイフルーツ畑にまんべんなく水をまく様子を目の当たりにしました。
そして、㈱大西工業の大西常務さんには、園内のスプリンクラー設備のコントローラー室を案内していただき、色々な種類の果物畑に対し、タッチパネルで区画や時間を細かく指定しながら効率よく水を撒く仕組みについて説明していただきました。
このスプリンクラーのおかげで、人手だけで水を撒くと、10人以上で何日もかかるような畑を一日で潤すことができるとのことで、私たちの業界の仕事がこのような山の中の農作業にも大いに役立っていることがよくわかりました。
ご案内いただいた清水室長さん、大西常務さん、本当にありがとうございました。
そして施設見学が終わった後は、奥道後の「壱湯の守」に移動し、みんなでバイキング昼食をとって解散しました。
夏休みの暑い一日に、親子で楽しい、面白い、そして美味しい時間を過ごすことができました。皆さんお疲れさまでした。
【土居会長挨拶】
【説明:愛媛県果樹研究センター 清水室長】
【梨の試食】
【説明:㈱大西工業 大西俊亮さん】
【畑地かんがい自動制御盤】
【タッチパネル】
【果樹園のスプリンクラー】
【加圧ポンプ】
【記念撮影】
【壱湯の守 ランチバイキング】