場 所:松山工業高等学校 第2教棟 1階施工実習室
対 象:建築科2年生 40名
内 容:①講 義…「空調衛生設備業について」
講師;㈱松原水道工業所 代表取締役 亀岡 慎
②体験実習…塩化ビニルパイプを用いた配管作業
指導;㈱平和設備、㈱三枝工業、㈱勝山水道工業所
恒和設備工業㈱、㈱松原水道工業所、㈱近藤工業所
昨年度に続いて、松山工業高等学校で出前授業を実施しました。
冒頭、土居会長が、社会に出てプロとして活躍するための条件として、我慢することの大切さを訴えて出前授業がスタートしました。
最初の講義では、当協会技術委員の亀岡氏が講師となり、日空衛のビデオ“LOVE CALL”も使いながら、空調衛生設備業界の仕事を紹介しました。
亀岡講師からは、「当業界は、当たり前の生活を守る大切な仕事をしている。建設業は、かつて言われた“きけん、きたない、きつい”の3Kから、“高給、安定した休日、希望”の新しい3Kに向かっているので、是非興味を持ってほしい。」と呼びかけました。
続いて、当協会の技術委員等の指導のもと、塩化ビニルパイプを用いた配管作業の体験学習を行いました。
生徒二人が一組となり、配管図面を見て寸法を確認した後、材料パイプを切断し、接着剤を塗布して組み立てる作業まで、友達と相談したり、指導員に聞いたりしながら、にぎやかに楽しく行うことができました。
なかには、図面と全く違って、どうやったらこうなるんだろうと思わせるような形になったグループもありましたが、粘り強く最後まで工夫してつなぎ合わせたことで、ある意味で高難度の作品になり、他のグループや指導員からも笑いと称賛の声が上がりました。
生徒の皆さんは、全員いきいきとした表情で作業を進めて実習を終え、ものづくりの楽しさを大いに実感していただけました。
技術委員の皆さん、事前の準備から当日の実習指導まで、大変お疲れ様でした。