日 時:平成30年10月19日(金) 14:55~15:45(6時限目)
場 所:愛媛県立八幡浜工業高等学校 体育館
対 象:1年生 62名
内 容:「みかんづくりのためのスプリンクラー設備の役割」
講 師:㈲村上水道工業所 代表取締役 村上 昇治 氏
10月19日(金)、八幡浜工業高等学校で、1年生全員(62名)を対象に出前授業を開催しました。
同校が職業人として必要な能力や態度、望ましい職業観・勤労観を育成するために行っている「職業人リレー講演」の一環で実施したもので、当協会の同校での出前授業は4年連続5回目となりました。
今年は、地元八幡浜市の㈲村上水道工業所の村上社長が講師となり、「みかんづくりのためのスプリンクラー設備の役割」と題して、当地のみかん栽培に欠かすことのできない南予用水の歴史やスプリンクラー設備が果たす役割を説明しました。
特に、7月の西日本豪雨で甚大な被害を受けた果樹園のパイプラインの復旧作業について、村上講師が、自ら真っ先に駆けつけた現場で撮影した写真や手書きの図面なども紹介しながら、困難な作業に立ち向かった苦労と成し遂げた達成感を語り始めると、同高の生徒や教員、そして当協会の会員など、会場全体が当時の一刻を争う局面に思いを致し、どんどん引き込まれていきました。
また最後に、同高卒業生の村上講師から後輩に対して、「興味を持った事を追及する」、「今のうちに将来何をやりたいか考えておく」、「そして立派な技術者になってほしい」という温かいメッセージが贈られました。
その後、恒例により、土居会長が高校生に対してクイズを出題し、正解者の中から2人にみきゃんのぬいぐるみをプレゼントして出前授業を終了しました。
村上さんは、何日も前から「緊張する。緊張する。」と言っておられましたが、まさに心に響く感動的な出前授業になりました。本当にお疲れ様でした。そして土居鉄工所の浜本さんには、大変お忙しい中お手伝いをいただき有難うございました。
【八幡浜工業高等学校ホームページに記事掲載:2018.10.22】
https://yawatahama-th.esnet.ed.jp/cms/modules/wordpress3/