高校生(12人)の技能検定(3級配管)挑戦を終えて
会長 土居 仁
(故)佐藤前会長と共に、吉田高校の生徒2人に協会として実技指導を始めて、早や4年の月日が流れました。
今年は、松山工業(7人)と八幡浜工業(5人)の生徒達を協会が協力、支援をし、1月29日(日)にポリテクセンターで実技試験が行われました。
12人全員が、全力を出し切り、無事試験を終えることができました。
松山工業は、恒和設備工業(株) 村上社長、(株)三枝工業 山内社長、(株)土居鉄工所 吉國部長に実技指導をしていただきました。
また、八幡浜工業の学科講習には、(株)平和設備 二神社長、(株)松原水道工業所 亀岡社長に、八幡浜へ出向いていただきました。
5人の皆様には、12組のねじ切、バイス台の貸与のご協力をいただきました、多くの皆様と共に感謝申し上げ、改めて「オール愛空衛」の力に自信を深めました。
昨年より、八幡浜工業高校 石田先生、松山工業高校 渡部先生のお二人が、生徒達に付きっきりで熱心な指導をしていただいており、昨年は、知事賞他受賞をしております。
29日の試験の日にも、お二人が引率され、窓越しに3人で見守っておりました。
突然、八幡浜工業の生徒の1人(高1女子生徒)に、トラブルが発生し、3人の動揺は大変なものでした。
30分以上のロスがあったものの、しっかり落ち着いてトラブルを乗り切り、他の生徒と同じ時間程度で完成してくれました。
「先生、涙が出そう」と、私も感激し、先生とかたい握手を交わしました。
最終結果がどうあれ、この挑戦が、12人の生徒達の将来に必ず生かされる!そう確信した1日でした。
終了後の全員の生徒の素敵な笑顔を見ることができ、すがすがしい時を送ることができました。
ありがとうございました。
【松山工業高校の皆さん】
【八幡浜工業高校の皆さん】