(一社)日本空調衛生工事業協会 第23回全国会議
日 時:平成28年10月20日(木) 13:30~17:00
場 所:ホテルオークラ神戸(兵庫県)
【日空衛「第23回全国会議」に参加して】
会長 土居 仁
10月20日、佐藤副会長と共に神戸での全国会議に参加しました。
会長、来賓の挨拶の後、基調講演「公共事業と地域経済」、講演「設備女子会のこれまでと今後」、事例発表「あべのハルカスの設備について」と続き、近畿支部の企画による盛大な「懇親会」が開かれました。
四国支部の皆様共、親しく話す機会も持て、大変有意義な会議となりました。
特に「公共事業と地域経済」関西学院大学 佐竹隆幸教授の講演は、久し振りに聞く熱意あふれる楽しい講演で、勇気を頂ける心が熱くなるようなすばらしい講演でした。佐竹教授は、関西のテレビ、ラジオ番組のレギュラーコメンテーターとして活躍されているそうです。
自分自身の実家(老舗の料亭)の倒産の話から始まり、話の最後の阪神大震災での三ノ宮で2店舗であった、「ジェンク堂書店」わずか10日間あまりでの書店再会の話、東北大震災での南三陸町「高野コンクリート」、324人の奇跡の話等、大変心に迫るものでした。
その話の中で、企業にとって重要なのは、社員が「オーナーシップ」を持てること、そのためには経営者の「リーダーシップ」が大切であると、強く強調されました。
企業の持続的な成長力の原動力は「人財」である。「活力あるヒトづくり」「ヒトを活かす企業づくり」が、地域になくてはならない企業であり続けるために、もっとも重要である・・・。という言葉に、そうだ!!そうだ!!とうなずくばかりでした。