第２回大洲・内子地区若手技能者研修会に参加して

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　㈲田丸電気水道設備　田丸　仁

　恒例となっている若手技能研修会ですが、今回（12月1日）も土居鉄工所　2F　休憩室で開催されました。

　毎回ｱｯﾄﾎｰﾑな雰囲気の中で開催されますが、今回は参加人数は13名でした。忙しい時期にしてはよく集まられたかなあと思います。今回は土居副会長自らが講師となられ、”給排水設備工事における試運転調整の留意事項” と題して研修会は始まりました。

　まずはこの研修会の趣旨であり、土居副会長の思いでもある”物創りは人創りから””人創りこそが本当の競争なんだよ”というところからはじまりました。

　その後は順次テキストに沿って進んで行きますが、要所要所で土居副会長の実体験を織り交ぜてのお話があったおかげもあり、非常に興味を持ってたのしく研修を行うことができました。

　私個人的には、単独のサクション管の話とか屋内消火栓箱の扉を開けた時の障害の話とか　あ～～と思うことが多々有りました。このように普段と違う角度から”技術”に接するということでいろんな発見ができたんだなと思います。

　約1時間30分という時間はあっという間に過ぎて最後に土居副会長が技術について一言。”修理に赴いた時ただﾒｰｶｰ、ｻｰﾋﾞｽに修理を依頼することしかできなくて果たして技術屋といえるか？”　”例えばポンプを新品に取り換えても修理できないことがあるんだぞ”

　ん～～技術は大切なのだと再認識しました。

　今回のような研修を通じて、南予の若手技能者のレベルが確実に少しづつ上がっていると思います。研修会の企画、準備、場所の提供　他　土居副会長　ありがとうございます。