日 時:平成27年6月25日(木) 13:30~15:00
場 所:松山市管工事業協同組合
講 師:エコアクション21審査人 小田 安憲 氏
愛媛県中小企業団体中央会 桐山部長、西山主事
参加者:42名
内 容:
エコアクション21は、中小企業者が容易に取り組める環境マネジメントシステムで、
1996年に当時の環境庁の登録制度としてスタートし、2004年に認証制度にリニューアルされたものです。ISO14000シリーズなどと比べ、企業の負担も軽いため、認証件数は毎年平均1000件増加しており、現在全国で約7600件になっていますが、愛媛では28件と、高知県の203件、徳島県の170件と比べ、大変少数な状況です。
愛媛県では、エコアクション21の認証取得を、27・28年度の入札参加資格の格付け点数での5点加点と、28年度からの総合評価落札方式における評価項目での加点を決定していることもあり、今回これにかかる講習会を開催しました。
講師をエコアクション21の地域事務局である県中小企業団体中央会にお願いしたところ、中央会主催の研修会の形で建築関係の審査が出来る審査人である小田安憲氏と事務局の桐山部長、西山主事が講師を引き受けていただきました。
小田講師は、エコアクション21のメリットや具体的な取り組み内容(把握すべき項目や取り組むべき行動)、取得時やその後の毎年の費用、取得申請時に環境活動レポートが必要である事等について、桐山部長からは、グリーン化プログラムの制度として、認証取得希望企業が10社程度集まれば、中央会が講師となり、無料で、集合研修の形で認証審査申請までこぎつける講習を行うことなどの説明がありました。
参加者にとっては、関心はあるものの、予備知識のあまり無い「エコアクション21」についての内容や認証取得の方法などの説明であったため、参加者も県下各地から多数集まり、時機を得た講習会となりました。