【高齢者施設水まわりセミナー2013 感想】
㈱松原水道工業所 亀岡 慎
皆様、お疲れ様です。
師走の風がさらに冷たさを増し、今年もタイツを穿く決意を致しました松原水道の亀岡です。
日々、当協会ホームページに更新される新着トピックスを楽しみに拝見させて頂いております。皆様の、繁栄させていこう!という気持ちに応えるべく、今回も恐縮ではございますが更新させて頂きます。
平成25年11月20日(水)
本年度の事業として日本の高齢化が進むなか、今後必ず重要となる高齢者施設・サービス付高齢者向け住宅の水廻りについて、TOTO四国支社商品技術課(松山)の岸下厚様に講義をして頂きました。
昨今、高齢化が…高齢化は…とよく耳にするのが当たり前になりましたが、
【高齢化率が7%を超えると「高齢化社会」、14%を超えると「高齢社会」、21%を超えると「超高齢社会」。日本は1970年に高齢化率が7%を超え、1994年には14%を超えている。2005年10月1日の時点での高齢者人口は過去最高の2560万人で、高齢化率は20.04%と初めて20%を突破しました。2050年には35.7%に達すると見込まれていて、日本人の3人に1人が65歳以上という“超超高齢社会”になります。】
検索して調べてみたのですが、こうなってくると現状のままでは人が人を介護するのが不可能になってきます。
そこで今後の日本の対策として、介護のロボット化を計画しており、水廻りにおいては今回講義して頂いた、TOTOが任せられているそうです。
先がけとして開発された“ベッドサイド水栓トイレ”は、今回のセミナー後のショールーム見学にて実演して頂きましたが、汚物を粉砕し圧送することにより、細い排水管を実現、困難とされていたベッドサイドへの後付が可能になり、介護面での改善はもちろん、今後の業界の設備面でも大きな変化をもたらす可能性を感じました。
参加して頂いた皆様も興味深く熱心に実物を拝見しており、今回のセミナーをとても有意義な時間にできたと思いました。
今回講義して頂いた岸下様、そして参加して頂いた皆様、非常に寒い中また多忙な中、本当にお疲れ様でした。
この活動を通じ得た、貴重な内容を今後の仕事また、会社内でも充分に活用させていこうと思います。
今年も残すところあと僅かではございますが皆様の末永いご健勝・ご多幸を深くお祈り申し上げます。
(実際のTOTOショールーム内の多目的トイレ)