２月１４日（金）、松山工業高校において、「第２回地域産業スペシャリスト育成推進会議」が開催され、山下専務理事が出席しました。
この会議は、同校が、地域産業を担う工業技術者の育成のために実施している企業見学、インターンシップ、匠の技教室、マッチングフェアなどの取組みについて、地元企業・団体と意見交換を行い、毎年の事業に生かすために開催されているものです。
当日は、会議に先立ち、「地域産業スペシャリスト育成事業校内成果発表会」が開催され、同校各科の１・２年生が、今年度に実施した活動の内容と成果を発表しました。
このうち工業化学科の皆さんは、当協会が１月に実施した出前授業（匠の技教室）について発表し、「“建物に命を吹き込む”という言葉が心に残った」、「いつも使っているものがこんな風にできることに感動した」、「作業が新鮮で面白かった」、「もっと時間をかけて１日ぐらいしたかった」、「実際に水を流してみたかった」、「管工事施工管理技術検定の資格に挑戦してみたい」などといった感想を述べていただきました。
推進会議では、当協会が、高校生を対象として、出前授業やマッチングフェアへの参加を続けているほか、管工事施工管理技術検定の学科試験に係る受験準備講習と受験料助成、配管技能検定の実技指導と検定料助成なども行っていることを紹介し、建築科のみならず色々な学科の生徒さんに興味を持っていただきたい旨お話ししました。
また、空調衛生設備業の仕事を少しでも知っていただくため、小・中学生及びその父母を対象に、ものづくり体験教室や親子施設見学会を実施するなど、長期的な視点から地道な活動を展開していることも説明し、今後とも当業界に対する学校としてのご理解とご協力をいただくようお願いしました。
